「もう少し」と「がんばろう」

うちの小学生の娘が、終業式に通知表を持って帰ってきた。
こちらの小学校では、通知表の評価は「できる」「だいたいできる」「もう少し」の三段階だ。
どこの小学校もこんな感じだと思っていた。
が、ネットで見ていると「もう少し」が「がんばろう」の表現になっているところもあるようだ。
 
「もう少し」と「がんばろう」
おそらく先生の評価基準は、どちらも同じなのだろう。
でも、もし一生懸命頑張ったけれどあまりうまくできなかった子供へ、大人が「がんばろう」と評価したら…
子供の“がんばり”は、どこへいってしまうんだろう?
 
いつかは必ず「頑張っている」だけでは通用しない時が来るのだろう。
が、せめて小学生の時くらいは“頑張っている子供”の努力を無視して「がんばろう」と烙印を押すよりも、“頑張っているのは分かっているよ。あともう少し!”の「もう少し」で応援してあげたい気がする。
 
これ、きっと大人でも同じだよね。
頑張っている人に「頑張れ!」って励まして余計プレッシャーを与えるんじゃなくて、「ずいぶん頑張ってるよね。あともう少し!」って言えるような人に私はなりたいな。